2025年12月15日  適切な救命措置により尊い命を救った市民に感謝状を贈呈しました

適切な救命措置により尊い命を救った市民に感謝状を贈呈しました適切な救命措置により尊い命を救った市民に感謝状を贈呈しました

 令和7年7月22日(火)、本市港町での救急事案において、作業中の男性が突然心肺停止状態となり、一刻の猶予もない状況に陥りました。
 この危機的な場面で、現場に居合わせた方々は早期の119番通報を行うとともに、的確な胸骨圧迫とAEDの使用により、救急車到着までの間、連携して適切な救命措置を実施しました。
 その後、到着した救急隊が病院に搬送中、呼吸と脈拍が回復し、1か月後には日常生活に全く支障なく社会復帰されました。
 本事案における受彰者の迅速かつ的確な行動は、他の模範となるものでありその功績を称え、消防局長表彰を行いました。

「市民の皆様へ:心肺蘇生法やAEDの使用は、命を救う大切な行動です。ぜひ講習会への参加をご検討ください。」

【受賞者の声】
「当時のことは、正直あまり覚えていません。本能的に動いていたと思います。生体を相手に心肺蘇生を行うのは初めてでしたが、年に1回受講している普通救命講習で『最初の数分が命を左右する』と学んでいたので、迷わず行動できました。搬送後は『助かっただろうか…』とずっと気になっていましたが、無事に回復されたと聞いて本当に安心しました。」と話されました。